心理ミュージックアドバイザーとは

日本でもさまざまな音楽療法の資格が注目を集め、実際に福祉や医療施設で音楽を用いて心身のケアやサポートを行なっている人たちがいます。その一つに”メンタル心理ミュージックアドバイザー”という資格があります。

 

ストレスを誰でも経験するこの現代において、音楽が人に与える癒しの効果は研究によって証明されているほど重要な位置を占めるものとなっています。メンタル心理ミュージックアドバイザーは個々の人の悩みや病気と向き合いカウンセリングをして、その人に合った音楽を提案していきます。音楽と言ってもジャンルはさまざまですし、好みも人それぞれ違いますし、コミュニケーションの図り方も大切になってくるので、責任のある役割を果たすお仕事です。

 

資格に必要なものは?費用はどれくらい?

メンタル心理ミュージックアドバイザーの資格には、音楽や心理面での知識や技術を習得することが求められます。国家資格ではなく民間の資格となっていて、「日本メディカル心理セラピー協会」が主催している認定試験を受けることでこの資格を取ることができます。試験を受けるのに特に用意するものはありませんし、受験資格も特にありません。

 

勉強するのみ!です。試験はインターネットを通して在宅受験することができる、誰でもトライしやすい試験で、受験料そのものは消費税込みで1万円となっています。資格を取った後は自宅で開業したりカルチャースクールや医療の現場で講師として働いている方がいます。

 

資格を取得するのにおすすめな通信講座について

何か新しい資格を取って仕事を始めてみたい、ちょっと興味がある…でも全くの初心者だしどうやって資格を取るために勉強をしたら良いの?という方もいるかもしれません。仕事をしている方や主婦として子育てに忙しい毎日を送っている方は学校に行って学ぶ時間なんてまず取れません。でもそんな方のためにおすすめな、一から学べる通信の資格講座があります。

 

受講を申し込むだけで自宅に必要なガイドブックやテキスト、問題集などが届き自分のペースで学んでいくことができます。比較的短期間で資格を取得できますし、学んでいて分からないことはプロの方に聞いてサポートしてもらえるようになっています。受講にかかる費用はコースによっても変わりますが、だいたい6万から8万円と良心的な価格になっています。学校に行く費用を考えればとてもリーズナブルですよね。「諒設計アーキテクトラーニング」とか「SARAスクールジャパン」という通信講座は「日本メディカル心理セラピー協会」主催の資格に対応しているので関心をお持ちの方は資料を取り寄せてみてください。

 

まとめ

音楽の癒しの力を通して健康のサポートができてたくさんの人の笑顔を見れるのは素晴らしいですよね。メンタル心理ミュージックアドバイザーは福祉や医療でもとても期待されている仕事です。

 

音楽が好きで人の役に立つやりがいのある仕事がしたいという方におすすめしたいと思います。

関連ページ

ミュージックアドバイザーになるのにかかる費用
ミュージックセラピーの効果は古代の頃から認められていました。たとえば昔ギリシャのアリストテレスは、音楽には心身の悩みやもやもやした状態を改善することを説きました。
音楽療法士になるには
最近注目の集まっている資格の一つに「音楽療法士」というものがあります。音楽療法とは、心や体に何らかのストレスや悩みを持っている人、あるいは認知症患者、小児まひや自閉症など、何らかの脳障害があって他の人とコミュニケーションを上手く取れない人の持つ人をケアしたりサポートをする上で音楽のチカラを活用する療法のことを言います。
メンタルヘルスカウンセラーになるには
最近「メンタルヘルス」という言葉をよく見聞きするようになりました。会社で働いておられる方もお聞きになったことがあるのではないでしょうか。このメンタルヘルスという言葉に注目が集まっているのはなぜでしょうか?
カラーセラピー資格を取るには
カラーセラピーとは色を使って行なう心理療法のことで、色彩療法とも呼ばれています。普段私たちが生活している中でふと「最近同じようなカラーの服や靴ばかり選んで着ているな…」とか、「部屋のインテリアをこういうカラーでまとめたいな」と自分が好んでいる色を意識することがあるかもしれません。