アコースティックギターのイロハ

ギターにもいろいろな種類がありますが、その中の一つにアコースティックギターがあります。このギターは別名「生ギター」とも呼ばれています。なぜなら、アンプのような機材を使って音を大きくしたり音幅を広げなくてもその楽器そのものだけで音色を奏でることができるからです。アコースティックギターはどんな材質で作られているのでしょうか。

 

ボディには全て木材が使用されています。その木材も、弦が張ってあるトップには音がよく振動するような種類の木、両脇のサイドと呼ばれる部分やバックには音がよく伸びたり反響するような木材を組み合わせて使うことで、よりきれいで耳に残る音色を奏でられるようになっています。

 

アコースティックギターによるリラクゼーション効果

スピーカなどを通さない、そのままの音を楽しめるアコースティックは少し疲れを感じているときや、やる気が起きない、気持ちが乗らないなんていう時に耳や心にに優しく染み渡るとても温かい、それでいて明るさや爽やかさも感じられる音色だといえます。

 

奏でる弦の響きが、ボディの木々に鳴り響く心地よいアコースティックギター音楽は、様々な自然の壮大な情景を思い描かせ、人の心を癒したり、慰めたり、元気にしてくれます。実際に心や身体の病気と向き合い、闘っている沢山の方のための音楽療法の中で、このアコースティックギターも用いられています。まさにリラックス効果が大いに期待できる楽器の一つです。

 

おすすめしたいアコースティックギター音楽

ここではリラックスできるアコギ音楽の中でもとりわけ人気の高いアーティストをご紹介したいと思います。まず1人目は、アメリカのギタリストでアンディ・マッキーです。彼は作曲能力も優れているのと、独特な指づかいで奏でるギター奏法が高い評価を受けています。「Rylynn」や「Drifting」といった作品は心から癒される名曲です。

 

次にご紹介するのは”アコギの神様”としても名の知られている、トミー・エマニュエルです。彼のギターテクニックの影響を受けたアーティストは数知れず、彼の曲はリラックスできる曲だけでなく元気や、やる気効果も高い、前向きになれるものも沢山あります。そして最後は日本で有名な押尾コータローです。彼のギターはそれ1本だけとは思えないほど色々な音色を楽しめ、曲は極上の癒しを感じさせてくれます。

 

まとめ

アコースティックギター音楽は精神に心地よく作用する、とてもリラックス効果の高い音楽である事を理解していただけたでしょうか。

 

ギター1つだけでもきれいな音を出しますし、他の楽器と奏でるハーモニーも聴く人の心に染み渡る、癒しの音色となります。

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