ヴァイオリンのイロハ

ヴァイオリンと聞くと、お金持ちの人が習って弾くようなイメージで、一般家庭ではなかなかお目にかかれない、というイメージがあるかもしれません。確かにあまり近くでどんな楽器か、手にしたことのある方は少ないと思います。ヴァイオリンは元々はヨーロッパで一般大衆の人たちが踊ったり歌を歌う時に使用していましたが、音がとてもきれいなのでオーケストラで使うようになりました。

 

全体の重さはわずか450〜500gととても軽い、そして小さな楽器ですが、そこから奏でられる音の響きはとても豊かで美しい、聴く人の心を打つ素晴らしい楽器です。自分で音程を作ったり、弦を抑える指の動かすことでビブラートを作り出すこともできる、表現自在の楽器なのです。

 

ヴァイオリン音楽のリラックス効果とは?

皆さんは山や海に行って、森林の中をサーっと抜けていく風の音や小川を流れる水の音、海の波音といった自然の声を聴いてなんだか気持ちが癒された、と感じた経験はありませんか?それはそうした自然の発する音には”高周波”と呼ばれる高い音が含まれていて、動物であれば例えば小鳥やイルカが鳴く声にもその高周波が含まれています。

 

その高周波を聴くと私たちの脳はα(アルファー)波と呼ばれるものを作り出します。このα波こそ、人の心を落ち着かせたり安定させるのに役立つのです。ヴァイオリンから聞こえてくる高い音にも同じ効果があるようです。それは人間の耳にとても心地よいものとして聞こえるので、ヴァイオリン音楽を聴くと心身のリラクゼーションにつながります。

 

おすすめしたいヴァイオリン音楽

ヴァイオリンはクラシックにとどまらず、様々なジャンルに取り入れられています。なのでとても身近な楽器なのです。皆さんがご存知で、よく知られている日本人のヴァイオリン奏者といえば、葉加瀬太郎さんや高嶋ちさ子さんが思い浮かぶでしょうか。特に葉加瀬さんは一般の人たちにもヴァイオリンの良さを広めて、なじみのあるものにしてくれました。

 

彼の曲の中でおすすめしたいものがいくつかありますが、まず「万賛歌」です。自然の広大さを思わせる、とても心に響く癒し曲です。また、NHKのテレビドラマでも使用された「ひまわり」という曲は聴く人の心をポジティブにしてくれる、元気になれる名曲となっています。他にも「エトピリカ」や「アナザースカイ」といった曲もぜひ聴いてみてください。

 

まとめ

ヴァイオリン音楽をたくさん聴いて日常生活に癒しを積極的に取り入れていきましょう。

 

最近ではスマホやタブレットなどでも聴くことができるので、家事の合間、通勤途中、ドライブをしている時、休日などふとした時間にヴァイオリン音楽を手軽に聴くことができます。心身の病を持つ人のための音楽療法の中でも使われているヴァイオリン、奥が深い楽器の一つです。

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